免疫力とレイキ【論文に基づく考察】
多くのレイキヒーラーが、書籍やブログ等で、レイキには
免疫力を高める
効果があると記述しています。しかしながら、
なぜレイキで免疫力が高まるのか
その理由を明確に記述しているものは、あまり見られません。
そこでこの記事では、なぜレイキで免疫力が高まるのか、
生理学的な根拠
と
論文
を提示して、考察してみたいと思います。
そもそも免疫とは
免疫とは、体内で発生したがん細胞や、外部から侵入する細菌やウィルスを撃退するための
自己防衛機能
のことです。
人間の体内には様々な免疫細胞があり、それらが協調しあって私たちの身体を健康に保っています。
白血球やリンパ球と言う言葉を聞いたことがあるかもしれません。これらも、免疫細胞の大きな括りの一つです。
IgA抗体
たくさんある免疫細胞のなかで、特に粘膜の免疫を担っている物質として、
IgA
という抗体があります。ちなみに抗体とは、病原体にくっついてそれを無力化する物質のことです。
このIgAは守備範囲がとにかく広く、特定のウィルスや細菌だけでなく、様々な病原体にくっついて無力化する働き者です。
赤ちゃんが飲む母乳にも、このIgAが沢山含まれています。
このため、このIgAは医療や化学の分野において様々な研究の判断材料となっています。
IgAの体内濃度が下がると、私たちは感染症などの病気にかかりやすくなります(※1)。
そして、IgAの濃度が低いほど、疲労感が高くなることも分かっています(※2)。
(※1、2::Med Sci Sports Exerc.;40,1228-36,2008 )
まとめると、免疫が上手く機能しないと、
病気になりやすく、しかも疲れやすくなる
ということです。
レイキはIgA濃度を高める
米国の、テキサス大学ヒューストン健康科学センター看護学部の博士である、D.W.ウォーデル氏らの論文によると、
23名の成人に対して、30分間のレイキヒーリング実施後、①IgA濃度、②精神的ストレス尺度、③収縮期血圧(上の血圧)の三つにおいて、統計学的に意味のある変化が起きたと述べています。
具体的には、レイキヒーリングの実施によって、IgA濃度が上昇し、不安感などの精神的ストレスが減少し、血圧も下がったとのことでした。
ウォーデル博士らは、レイキヒーリングによって
免疫力が高まり、精神的ストレスも減少し、血圧まで下がる
ということが示唆されると、論文によって結論付けています。
血圧にまで影響がおよぶのは、明らかにレイキが免疫系にとどまらず、
自律神経系
にも影響を与えている証拠になります。
自律神経系は、人間の自然治癒力に密接に関わる神経です。
自律神経と自然治癒力の関係については、こちらの記事をご参照ください。
レイキで自然治癒力が高まる理由 (healingonnote.com)
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